「妖精現実」に、Arial Unicode MSの入手方法が紹介されていました。
Windows98以前のWindowsをお使いの方には、有益な情報だと思います。
Arial Unicode MSは古典ギリシャ語と日本語の両方を表示できる貴重なフォントなのですが、Windows2000以前のOSには入っていません。しかも、少し前まではマイクロソフトのサイトから無料でダウンロードできたのに、これも無くなってしまったのです。
しかし上記の記事の手順を試してみたところ、確かにArial Unicode MSをダウンロードすることができました。Arial Unicode MSをお持ちでない方は、今のうちに入手しておかれると良いかも知れません(たぶん、違法行為ではないと思うのですが……)。
アレクサンドリア図書館が再建されるもよう。
だいぶ前の記事なので今更ではありますが、窓の杜にギリシャ語学習ソフトのレビューが出ていました。今はver.2.1が公開されているようです。
単なる単語帳ではなくて、ウェブページ取り込みソフト、HTMLエディタなど、ギリシャ語を扱ういろいろな場面で使うことを想定したソフトのようです。古典ギリシャ語に対応しているなら「即、買い!」なのですが。そのうち古典ギリシャ語まで機能拡張されるとありがたい——という以前に、いいかげんにWindows2000以降に乗り換えなければ……。
NHKラジオ第二放送で「古代・地中海世界を彩った人たち」という番組が放送されています。講師は柳沼重剛氏。
テキスト(850円)は柳沼氏のギリシャ関係随筆のダイジェストといった趣なので、欲しかったのに買い逃したという本がある場合はお買い得かも。
残念ながらギリシャ語ではありませんが、西洋古典語による映画が作製されているもよう(メル・ギブソン監督)。やはりというべきか、キリスト教がらみ。イエスの最期を描いたものだそうです。
ラテン語とアラム語のみで字幕も使わないそうですから、どんな演出になるのか、映画としても興味がわきます。
それにしても、ほかにもデレク・ジャーマンの「セバスチャン」のようなラテン語映画があったり、ラテン語サイトがあったり、古典語の中でもラテン語は恵まれていますね。「古典ギリシャ語によるペロポネソス戦争スペクタクル映画!」なんて無理かなぁ。
ギリシャ語を扱えるテキストエディタの紹介のページにGreenPadを追加しました。xyzzyと同様、無料です。
# 情報のご提供をありがとうございました。
19世紀のロシアの彫刻家、アントコルスキーによるソクラテス像です。
毒人参の汁を飲んだ場面のはずですが、椅子に座っています。毒が効きはじめるとソクラテスは仰向けに寝たという『パイドン』の記述を、そのまんま彫刻にするというベタなことはしていません。LYCOS掲示板で発見。
# ほかの人物を彫った作品も、腰かけている像が多いような。何か理由があるのかな。
加福均三「希臘及び羅馬と香料」
青空文庫で発見。こんな随筆があったとは知りませんでした。
未完だそうですが「印欧語学、印欧語比較言語学の参考書」。
高津春繁氏の本、欲しいな。
ギュスターブ・モローのサッポー。CGFAにありました。
いわゆるギリシャ文字について、以下のサイトに行き当りました。
LaTeX関連のサイト——だそうです。εやφやθの書体については、交ぜ書きにさえしなければ好きなほうを使えと習いましたが、物理などでは意味の違う別の記号として、きちんと使い分けるようです。
岩波文庫のリクエスト復刊で、アリストパネス『女の議会』(村川堅太郎訳)が出ています。要る人はこの機会に買っておくと安上がり。
ぱらぱらめくって見たところ、「五百タラントン——當時の一タラントンは昭和初年の圓で約二千三百五十圓位。」など、「分からへんがな!」といった感じの注もあって楽しいです。貨幣価値の説明って大変だな。
「ナショナル・ジオグラフィック」三月号、手に入れました。15頁程度ですが、「古代ギリシャ黄金期の難破船発掘」の記事が出ています。発掘現場の海中写真が大半で、積み荷のギリシャ陶器は泥を被ったり割れてたりしていますが、アクアラングをつけた人が潜っていろいろ調べている様子が伺われて楽しいです。お値段900円。バックナンバーでも買えます。ナショナル・ジオグラフィック 日本版のサイトに案内があります。
調べ物中にたまたま見かけたサイト。
ギリシャ関係のサイトで、W3CのHTMLとCSSのバナーをくっつけているところは初めて見ました(ソースがきちんと、決まり通りに書いてあるということです)。
もちろん一番大事なのは内容ですし、見栄えもあまりにひどいのは難儀ですが、それ以前に正しく書けていないとどうにもこうにも。うちもできればちゃんと規格に合わせたいですけれど、なかなか思うようにできません。
調べ物中に行き当ったアクセサリーの通販会社のサイト。ギリシャ語をあしらったアクセサリーが出ています(サイトは日本語)。
以前も覗いたことがあって、「ギリシャ語のもあるのか。でも日本で売れるのかな」と思っていたのに、売れ筋ランキングを見たら二位でした。たぶんギリシャ語が、というより全体のデザインが好まれているのでしょう。
この会社なら、海外で時々見るラテン語のモットーが入ったのもありそうなのに、ギリシャ語だけというのも意外です。
青空文庫にプラトンの『クリトン』があるのに気がつきました。Jowettの英訳からの重訳ですが、無いよりはずっと良いです。翻訳・入力者のsogo氏に感謝。
しかし、なぜ『クリトン』? 青空文庫に置いてあるプラトンはこれだけです。いきなり『国家』のような大著に取り組もうとは思わないにしろ、短めの初期対話篇から選ぶなら『弁明』になりそうなものなのに、『クリトン』によほど思い入れのある人なのかしら。
Unicodeを直接編集できるエディタがフリーで公開されているそうです。しかも、私の好きなMDI型。さっそくZiro Version に乗り換えだー! と思ったのに、Windows2000専用でした。うちのはWindows98。