必殺仕事人III各話紹介
■更新事項(2003.01.04) ページ作成。
第14話 婦女暴行を見たのはおりく
続発する婦女暴行事件。その夜もお絹という少女が犠牲になった。現場を逃げ出す犯人たちを目撃したおりくと勇次は、犯人が書生らしいと証言する。
順之助は主水に頼まれて書生の捜査に協力するが、犯人らにその報復を加えられてしまう。順之助の同級生で犯人グループの一員である高野弥太郎が、同じグループのリーダー格鳥居一弥に密告したからだ。結局見るに見かねた弥太郎によって順之助は助けられる。順之助は弥太郎がグループのメンバーである事を見抜くが、弥太郎はこの事は黙っていて欲しいと懇願した。
おりくとお絹の姉小万も犯人探しを始めていた。これに気を良くしない鳥居たちはおりくと小万を襲うことを決めるが、弥太郎はそれを止めさせようとする。しかし鳥居たちはそんな弥太郎をつれて二人の女性に襲いかかった。止めに入った勇次と順之助のおかげで一味はその場を退散、逃げ遅れた弥太郎の顔がおりくに暴かれたために、弥太郎は仲間たちに殺害されてしまう。
この弥太郎殺しの下手人にされたおりくは奉行所に捕らえられた後、正当防衛が認められ釈放される。しかし弥太郎の母親高野ぬいは、おりくが弥太郎を殺したものとハナから信じ込み、加代におりく殺しを依頼する。おりくが弥太郎を殺したと言う確固たる証拠がない事を理由に加代に依頼を断わられたぬいは、その証拠を鳥居たちに求めようとして真実を知ったために抹殺されてしまう。
ぬいが加代に託した頼み料がターゲットを変えて仕事人たちの手に渡る。
死んでいった友に涙をどうぞ…順之助に高野親子の弔いを任せ、仕事人が出陣する。

【おりくの一言】
「坊やね、あんたが友達の仇を討ちたいって気持ちはよく判るけどさ。仕事人てのはね、良心とか正義とかそんな立派なことでやってるんじゃないのだよ。煎じ詰めりゃオゼゼのためにやってる腐った商売さ。まともな人間ならいくら悪ガキだって若い子を殺せるはずがないだろ。それを平気で殺すのが仕事人さ。」
【主水の一言】
「オメエはオメエらしく、友達のためにひっそりと一人で泣いてやれ。それが一番の供養だと思うぞ。」
【キャスト】
中村主水/藤田まこと 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内敏男 高野ぬい/白石奈緒美 小万/上原実千代 高野弥太郎/土屋八大 鳥居一弥/草木宏行 水野伊之助/古城逞 内藤/工藤健 土居/山内勉 おきぬ/淡城みゆき 塾の先生/北村光生 りつ/白木万理 せん/菅井きん 勇次/中条きよし おりく/山田五十鈴

本放送日:83.01.14  脚本:吉田 剛  監督:八木美津雄 

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