必殺仕事人III各話紹介
■更新事項(2003.01.04) ページ作成。
第20話 厄払いしたかったのは主水
「厄払いましょう」と唱える教団が江戸に出現。教祖正胤と瓦版屋定八がサクラを使って、教えに従う効果を大々的に宣伝する。たまたま起きた地震も教えに従わない者がいるために天変地異が起こる前触れだとして、信者を爆発的に増大させていた。
この教団に異議を唱える瓦版屋正吉の父文三は、正胤の正体がかつて自分を裏切り与力工藤に売り渡したまむしの源次だと知っていた。
文三捕縛の際に彼の妻とよは、源次から夫が殺されたと嘘をつかれ息子定八を手放すことになった。とよはそれ以来源次…正胤の愛人として彼と行動を共にする。そして文三は正吉に母は死んだと聞かせていた。
文三は正胤に名を変えた源次と再会を果たすが、その場で工藤に斬殺されてしまった。
源次が正胤として宗教活動で儲けられるのも、今や寺社奉行の用人である工藤の後ろ楯があっての事だった。
正吉は文三の恨みを晴らすために正胤殺しを加代に依頼する一方で、自ら正胤一味の元に忍び込み一味の密談を耳にする。定八が正吉を刺そうとする所へとよが割って入り正吉をかばって死亡、目の前で死んだ女が自分の母親だと知った正吉も正胤によって抹殺されるのだった。
ただひとり素頓狂な発想(↓順之助の一言を参照)を口にする順之助を仕事から外し、主水たちが宗教を食い物にする悪人の始末に動く。

【順之助の一言】
「ねえ皆さん、提案があるんですけど。お金を出し合ってですね、瓦版を出すんです。世の中の真実を伝え悪い連中の腹黒い計画を暴き、世間のみんなに目覚めてもらうんですよ。ねっ、いい考えでしょ!みなさんどうです?」

【キャスト】
中村主水/藤田まこと 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内敏男 正胤/藤木孝 定八/住吉正博 正吉/佐瀬陽一 とよ/きたむらあきこ 文三/楠年明 工藤/大木晤郎 女将/宮本毬子 巫女/尾崎弥枝 手下/平井靖 信徒/辻喬二郎 町人/伊波一夫 りつ/白木万理 せん/菅井きん 勇次/中条きよし

本放送日:83.02.25  脚本:中原 朗  監督:関本郁夫 

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