必殺仕事人III各話紹介
■更新事項(2004.02.12) 必殺仕事人III各話紹介第27話へのリンクを追加。
第26話 嫁の勤めを果たしたのは加代
半期に一度の大安売りでにぎわう呉服屋で、万引き騒ぎが起きた。
万引きの容疑をかけられたお嬢様は、家来が持っていた他店の領収書を証拠としてその疑いを晴らす。
しかし、家来が「呉服屋の従業員らと共に命を絶って詫びねばならない」と言い出したからさあ大変。
結局この騒動は呉服店が詫び料10両を支払うことで決着がついた。

実はこのお嬢様と家来、くの一の伊之助と猪の亥之助という小悪党の変装だった。
呉服屋はまんまとこのイノスケ二人組に10両をふんだくられてしまったというわけ。

この一件で、若造二人に縄張りを荒らされて面白くない赤鬼一家は、親分勘助の命令で二人に襲いかかる。
亥之助が命を落とし、伊之助は亥之助から預かった金を亥之助の母親お徳に届けることになった。
目の見えないお徳が判るようにと亥之助の持っていた鈴を手に、お徳に会いに行く伊之助。
ところが伊之助はお徳に亥之助と勘違いされてしまう。そのまま伊之助はお徳の家に居着くことに。

その頃、勘助は十手持ちの権限を利用し、田中様にイノスケ二人組による嘘の仲間割れを報告、伊之助を亥之助殺しの犯人に仕立て上げた。赤鬼一家と奉行所が伊之助捜索に乗り出す。

さて亥之助からお徳に金を渡してくれと頼まれたものの、その金を赤鬼一家に襲われた時に落としてしまった伊之助は、金を稼ぐため強請りを働く。強請りの被害に遭う順之助・秀・勇次…って全員仕事人じゃん!

お徳に察知され強請りの報酬をすべて持ち主に返還した伊之助は、どうしてもお徳に金を渡そうと丁半博打に手を出した。その賭場に偶然勘助が現われたため、その場を逃げ出す伊之助。

お徳と再会した伊之助は、自分の正体を明かしたところで赤鬼一家に発見され、お徳共々殺されてしまう。
二人の死は、亥之助の母親と亥之助を殺した下手人の相討ちとして処理された。
賭場で稼いだ金を伊之助から託された加代は、この相討ちを赤鬼一家の仕業と直感し、仕事人を召集する。

【加代の一言】
「これは伊之さんが私に預けていったお金です。ふたりのお墓は私が建てる。私さ、お徳さんに嫁に来てほしいって言われたんだよ。だから一度きりだけどお徳さんと伊之さんのために、嫁の勤めを果たします。これで仕事を頼みます。」
【主水の一言】
「酒は俺があとで地獄へ届けるぜ。」

【キャスト】
中村主水/藤田まこと 秀/三田村邦彦 加代/鮎川いずみ 西順之助/ひかる一平 筆頭同心田中/山内敏男 伊之助/佐藤佑介 お徳/福田公子 勘助/堀田真三 辰平/美鷹健児 仙太/四方公 亥之助/竹内健一 多吉/伊藤克美 呉服屋の手代/東田達夫 人足/東悦次 壷振り/鈴木政喜 りつ/白木万理 せん/菅井きん 勇次/中条きよし

本放送日:83.04.08  脚本:吉田 剛  監督:松野宏軌 

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