必殺仕事人激突!各話紹介
■更新事項(2004.05.31) 必殺仕事人激突!各話紹介第7話へのリンクを追加。
第6話 徳川家康のキセル
遂に覆面組が秀に的を絞って襲いかかってきた。
夜の江戸の町で秀vs覆面組の死闘が繰り広げられるなか、秀の長屋へ踏み込んだ別動隊によってみよが無残に殺されてしまう。
覆面組から逃れた秀は、お歌からみよの死を知らされ、覆面組への復讐を決意。
だが、さだは秀にみよの分も生きていて欲しいと言い、その復讐を思いとどまらせた。
そして、さだは上野東照宮へ赴き、みよの恨みを晴らしてほしいと願いをかける。

さだの依頼は、覆面組との真っ向勝負を意味していた。
公権力との対決に臆する主水と、自分も大奥内で命を狙われていると明かす初瀬。
そんな二人の会話を盗み聞きする女中がいた。初瀬に仕えるみねだった。

みねは初瀬の失脚を目論む中臈尾上と内通しており、上野東照宮での初瀬と主水の密会(?)を尾上に報告。
尾上は若年寄篠村備中守と手を組んで、篠村の政敵に繋がる初瀬を江戸城から追放しようと企てる。

一方、主水は朝右衛門に覆面組の仕組みを探るよう指示を出した。
朝右衛門は次々と南町同心を狙い、遂に覆面組メンバーの高木に出くわした。
高木から覆面組の証を奪い、集合の合図を聞き出した朝右衛門は、高木を抹殺。
朝右衛門の成果を受けて、主水は覆面組への潜入を決意する。

それから日を置かずに覆面組集合の合図が鳴った。
その夜、主水は内与力荒巻忠弥こそが覆面組の頭だと知る。
荒巻からの命令で主水を含めた一団は、秀を匿うお歌の家に急行する。
何の手出しも出来ない主水の前で、秀は逃走、お歌が秀の代わりに捕らえられてしまった。

お歌は荒巻から壮絶な拷問を受けることになった。
荒巻と南町奉行酒井能登守は、篠村からの要請で、初瀬と密会者していた同心姿の仕事人を奉行所の中から見つけだそうとしていた。
篠村・酒井・荒巻の密談を探っていた主水は、悪意の上役たちに見つけられ、お歌を斬るよう命令される。
しかし自らの刀を竹光にすりかえていたおかげで、主水は仕事人ではないかという疑いを晴らすことに成功、そしてお歌を斬らずに済ませた。

初瀬に牙を向く四悪党尾上・篠村・酒井・荒巻に対し逆襲を決断する主水たち。
荒巻が死ねば必然的に覆面組が滅びると知った秀は、尾上を始末するために大奥潜入をかって出る。
江戸城に忍び込んだ秀と夢次は、初瀬のサポートを受けて尾上と篠村殺しに挑む。
そして朝右衛門は江戸城外で坂井を、主水は覆面組のアジトで荒巻を抹殺。覆面組を壊滅に追いやった。

お歌も奉行所から釈放され、仕事人に安息の時が訪れる。

【主水の一言】
「そのまさかでございます。仕事料が入りましたので質屋から請け出しました」

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【次回予告】
一獲千金を夢見て、江戸の街に集まる無宿人の群れ。国を追われ、帰えるあてなき人々が落ち行く先は、寄せ場送りか女郎屋か。『必殺仕事人激突!』御期待ください。

【キャスト】
中村主水/藤田まこと 夢次/中村橋之助 せん/菅井きん りつ/白木万里 お歌/光本幸子 さだ/麻丘めぐみ 同心成川/目黒祐樹 山田朝右衛門/滝田栄 初瀬/酒井和歌子 荒巻忠弥/菅貫太郎 酒井能登守/早川純一 尾上/水原まき みね/上原翔子 (役名表記なし)/西園寺章雄、森下鉄朗、亀井賢二、楠本光子、多々納斉、松尾勝人、加藤正記、田中亜衣、平井靖 秀/三田村邦彦

本放送日:91.11.19  脚本:保利吉紀  監督:石原興 

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