必殺仕事人激突!各話紹介
■更新事項(2004.06.14) 必殺仕事人激突!各話紹介第8話へのリンクを追加。
第7話 江戸繁盛の裏の顔
「江戸中を騒がせた仕事人狩りもようやく終りを告げ、至極穏やかな日々が続いている今日この頃です。
ところで近頃、江戸の人口は日増しに増え、軽く百万人を突破する有り様。
しかし一方でその繁栄の裏側では、貧しさ故に故郷を追われ江戸にやってきた人々の辛く厳しい現実が、暗い影を落していたのでございます」
(Aパートナレーションより)

朝右衛門に仕える中間与之吉が、朝右衛門の預かる刀を勝手に売却しようとした。
それをすんでの所で阻止した朝右衛門は、金が要る急用ができたと言う与之吉に今までの給金として手持ちの財布を渡すと、そのまま見逃してやった。

与之吉はその足で女郎屋あやめ楼へ向かう。同郷の恋仲おきちを身請けするためだった。
しかし、おきちは、あやめ楼から脱走していた。
そしてその逃亡の途中階段から落ち頭を強打したおきちは記憶を失ってしまう。

そんなおきちを、階段の側に居合わせた秀が匿うことになった。
やがておきちを追い求める与之吉も、秀の元に辿り着く。
与之吉は、おきちが口入れ屋の十文字屋に騙されて女郎にされたことを、秀に明かした。

南町与力小田島隼人指揮の元、江戸の町で無宿人狩りが始まっていた。
それに反して十文字屋は、無宿人たちに仕事を世話するという不法行為を行っていた。
無宿人狩りで成績をあげられない主水は、十文字屋に目をつけるが、逆に人別のあるないに関わらずわけ隔てなく仕事を与える姿勢の十文字屋に感服することになる。
しかも十文字屋は、無宿人たちに新たな人別を手配したり、職業訓練を施したりと、なかなかの好人物。

そんな評判の良い十文字屋が何故おきちを女郎に?秀は十文字屋を探るべく行動を開始する。
十文字屋は小田島におきち捕縛を要請、その役目を主水が引き受けることになった。
ところが主水が秀の長屋にやってきた時には、おきちと与之吉はすでに姿を消した後だった。
与之吉はおきちを連れて故郷に帰ろうとする。

秀とお歌の調査の結果、十文字屋の世話した女性無宿人の多くが、あやめ楼に女郎として送り込まれていることが判明した。おきちもその罠にはまったのだ。
その知らせを受けて主水は静かに十文字屋に怒りを覚える。

その頃、江戸を逃げ出そうとするおきちと与之吉は、小田島の配下同心片桐に斬られた。
ようやく記憶を取り戻したおきちはその場で死亡、山田家へ逃げ延びた与之吉は朝右衛門に仕事人への依頼を頼み息を引き取った。
朝右衛門は与之吉に代わって上野東照宮へ十文字屋一味の殺しを依頼する。

【主水の一言】
「んな汚ぇ金、いらねぇや」

【視聴者プレゼントのお知らせ(Cパート)】
この番組の主題歌"月が笑ってらあ"(唄・藤田まこと)のシングルCDを抽選で100名の方にプレゼントします。ハガキに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、主題歌CD希望と明記して御応募ください。締切りは放送日の翌週の月曜日消印有効。発表は商品発送をもってかえさせていただきます。あて先…〒530-91大阪中央郵便局私書箱553 ABCテレビ「必殺仕事人・激突!主題歌プレゼント」係

【次回予告その1】
火事と喧嘩は江戸の花。纏一つに命を賭ける、あいつが新門辰五郎。義理に強くて人情にゃ弱い。男心に男が惚れた。『必殺仕事人激突!』御期待ください。
【次回予告その2】
火事と喧嘩は江戸の花。纏一つに命を賭ける、あいつが噂の新門一家辰五郎。義理に強くて人情にゃ弱い。男心に男が惚れた。『必殺仕事人激突!』御期待ください。

【キャスト】
中村主水/藤田まこと 夢次/中村橋之助 せん/菅井きん りつ/白木万里 お歌/光本幸子 さだ/麻丘めぐみ 同心成川/目黒祐樹 山田朝右衛門/滝田栄 初瀬/酒井和歌子 おきち/小川敦子 与之吉/畠山久 小田島隼人/大林丈史 十文字屋/田畑猛雄 (役名表記なし)/中條郷子、山口朱美、大橋壮多、久賀大雅、松尾勝人、加藤正記、泉祐介、蔵多哲雄、藤原ひろみ、松本圭昌、富岡美智子、明石恵子 秀/三田村邦彦

本放送日:91.11.26  脚本:田上 雄  監督:松野宏軌 

必殺シリーズ同人サークル"江戸のクロねこ"トップページ
必殺仕事人激突!サブタイトルリスト
必殺仕事人激突!各話紹介トップページ
←必殺仕事人激突!第6話「徳川家康のキセル
→必殺仕事人激突!第8話「新門辰五郎のまとい

『必殺シリーズ同人サークル"江戸のクロねこ"ほーむぺーじ @クロねこ』はリンクフリーです。
当サイト内のどのページにリンクしていただいても構いません。左のバナーを御利用頂けると幸いです。
また相互リンクのお誘いや御意見・御感想などはメールでお願いします。