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[時代設定を考える] 第1話「ねずみ小僧の恋人」は、鼠小僧次郎吉が処刑された天保3(1832)年から28年後の万延元(1860)年が舞台になります。この時に主水・お歌・夢次のチームから、紋太が脱落し代りに秀と朝右衛門が加入した新体制がスタートします。 第8話「新門辰五郎のまとい」は、文化2(1805)年3月に起きた「め組の喧嘩」より30年後の天保6(1835)年の出来事。次郎吉処刑後わずか3年しか経っておらず、時代設定上破綻しています。 第10話「主水、出勤日数をごまかす」は、成川が主水にした噂話からこのエピソードの時期がアヘン戦争の真っ最中であることがわかります。アヘン戦争は天保11(1840)年から天保13(1842)年の間に繰り広げられました。この話も第8話と同様に第1話以前の出来事となります。 また「仕事人激突!」のメンバーが解散してから後のエピソードとして、「仕事人激突!」の放送期間中に放映されたスペシャル「せんりつ誘拐される」も時代設定が把握出来ます。 幻の朝太郎の命日が"丙申年一月九日"なのですが、丙申の年のうち主水と朝右衛門が知り合った後に該当するのは江戸時代では天保7(1836)年しかありません。 これもまた第1話より前の出来事になってしまいます。しかも解散以前の第10話よりも先の話となっています。 丑寅の辰の台詞によると、「せんりつ誘拐される」は間違い無く申年の正月の出来事です。もしも朝太郎の卒塔婆に書かれた命日が丙申年では無く他の申年の間違いだとしたら(そういう間違いって実際あるのでしょうか?)、この物語の時代設定に天保7(1836)年以外にも嘉永元(1848)年や、第1話と同じ万延元(1860)年という候補もあがってきます。 そしてこの番組の時代設定の破綻の元凶とも言うべき第1話も、次郎吉処刑からさほど時間が経っていない頃のエピソードであれば、「必殺仕事人 激突!」の時代設定に関する辻褄をあわせることも可能なのですが…。 [徳光和夫ナレーション全集] 必殺シリーズには特徴のあるナレーションを有する作品があります。 官軍が徐々に江戸に接近する様を芥川隆行が語る「必殺からくり人血風編」、数々の超常現象を野島一郎が解説する「翔べ!必殺うらごろし」、滝沢馬琴の日記と毎回登場する歴史上の人物を玉井孝が紹介する「必殺まっしぐら!」などが、その作品です。 ですが、その他の必殺シリーズで劇中にナレーションが挿入されることはそんなに多くありません。 その点で、「必殺仕事人 激突!」は回数こそ少ないものの劇中ナレーションの多い作品と言えるでしょう。 ここでは、徳光和夫の語りによる「必殺仕事人 激突!」の全劇中ナレーションを紹介します。
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