首都圏JRの跨線人道橋めぐり |
| 1st wrote in 2001.06.01 / last update at 2003.05.01 |
| 古レールを利用した跨線人道橋は、大都市圏を中心に分布しているようです。しかしながら、老朽化や人間しか通れないという不便さから、付け替えが進行しており、その絶対数は減少の途にあります。全地点探訪も難しくはなさそうです。また、こういったものに着目した記録というのも少ないのではないかと思います。
そこで、首都圏JRの各線に見られる人道跨線橋を訪ね歩いてみることとしました。 (最新取材:2002.04.14)
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指扇−日進(川越線)指扇駅の大宮方にある跨線人道橋。掘り割りを渡るもので、造りとしては標準型。支柱の直近に接近できないことから、刻印は全く読めていません。橋の欄干に使われている鋼材も、実は古レールで大きさ的には軽レールに当たるようなものである。その刻印は錆がひどく、全く読めませんでした。 |
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浦和−南浦和(東北本線)京浜東北線(向こう側)・東北本線旅客線・東北本線貨物線(こちら側)の3複線を跨ぐ跨線橋です。京浜東北線側は、古レールで組まれた階段が健在(反対側は鋼管製に付け替え)で、ここでは、多数の1880〜1890年代製古レールが見られます。 『レールの趣味的研究序説〔下〕』に出てくる、南満州鉄道のマーク入りのSTEELTONのある跨線橋と思われますが、該当のレールは確認できません。 |
東十条駅構内(東北本線)東十条駅の赤羽方、北口の改札と直結している跨線人道橋です。東北本線貨物線,東北本線旅客線,京浜東北線,東十条運転区を跨いでおり、8支柱9径間と長いものです。この手の跨線橋にしては珍しく、下部構造部分を身近で見ることが可能ですので詳細は独立項にまとめました(→ 東十条駅構内の跨線人道橋)。 |
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飛鳥山下跨線人道橋(東北本線,王子−上中里) |
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日暮里−鶯谷(東北本線)常磐線,東北本線(複線),京浜東北線・山手線の5複線を跨ぐ、9支柱10径間の跨線橋です。しかしながら、支柱のほとんどは線路敷の中ですし、京浜東北線側の線路脇の児童公園内もこの跨線橋が跨いでいて2支柱が観察可能なもののH形鋼製に取り替えられており、規模の割に古レールの刻印は全く見れません。 |
北千住−南千住(常磐線)北千住駅の南千住駅よりにあった跨線人道橋。常磐新線の工事に伴い2001年12月に撤去されてしまいました。写真は撤去直前の階段部分(北側)で、既に使用停止となっています。この時点では、橋梁部の支柱もH形鋼のものに差し替えられてしまっていました。 |
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板橋−池袋(赤羽線)赤羽線(埼京線),池袋電車区(左側),東武東上線(右側)を跨いでいます。東武線側に古レールで組んだ階段が健在です。池袋電車側は、その拡張によるものか、H形鋼製の跨線橋で延長されています。その境目には、小さな階段があります。 |
原宿−渋谷(山手線)原宿駅の南方の掘割り部分にある跨線橋です。L字形鋼で補強されており、自動車の通行も可能となっています(制限重量2tの道路標識あり)。 脇の道路から双眼鏡で見たところ、ベツレヘム・スチール社 MARYLAND 製の古レールが確認できましたが、やや不明瞭である上に、文字数が多かったので判読は断念しました。 |
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白金桟道橋(山手線,恵比須−目黒) |
青梅駅構内(青梅線)青梅駅の東青梅方にある跨線橋です。探訪時、時間がなくて確認できていないのですが、乗用車も通行可能?。 橋桁部?に、ややアーチがかけてあり、ちょっと珍しいです。
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総武本線総武本線の東京,御茶ノ水〜千葉間では、古レール利用の人道跨線橋は確認できません。駅の古レールも皆無です。この区間は、緩行線と快速線の複々線の高架区間が続いており、その建設時に従来の線路や駅施設が更新された結果でしょう。下の東海道本線の事例も考えると、これらの複々線はいわゆる五方面作戦の産物で、それにより多数の古レールが失われてしまったのではないかと思われます。 内房線内房線の首都圏近郊区間に当たる千葉〜木更津間では、古レール利用の人道跨線橋は確認できません。 |
花月園跨線人道橋
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横浜駅構内(東海道本線)横浜駅構内の北側にある跨線人道橋です。横須賀線・東海道本線・京浜東北線・京浜急行線を跨いでいます。レールはプラット・トラスに組まれており、通路に壁や屋根がないものの基本形状は駅の跨線橋と同様です。 |
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