夏の蒜山・大山を歩く 〜夏真っ盛りの高原へ〜(2)

百合原牧場から蒜山・大山スカイラインを通っていよいよ本日の目的地、鏡ヶ成へ・・・。きょうはここにある国民休暇村に泊まる予定なので、夕方までゆっくりと山歩きが楽しめる。
鏡ヶ成は標高約900m、今からおよそ1万7千年前の大山の最終噴火によって火砕流や火山灰、泥流が堆積してできたといわれており、烏ヶ山、象山、擬宝珠山に囲まれた盆地状の地形をしている。
時計を見るとまだ14:30。夕食までに何とか擬宝珠山から象山の縦走はできるだろう。とはいえ小さい子連れのファミリー登山、無理をせずのんびり歩くとしよう!
登山道の入り口は休暇村別館東側の「擬宝珠山コース」と書かれた看板が目印。歩き始めはカヤの生い茂るなだらかな斜面を登っていく。

しばらく歩くと木立の中の登山道になる。昨年秋、3歳の時に自力で三平山(1010m)に登って以来、自信がついたのか長男は今回も先頭を歩いていく。「おいおい、最初から張り切りすぎると後がバテるぞ〜!」と言っても全く耳を貸さない。
このあたりで、次男(1歳9ヶ月)は当然のようにリタイヤ。毎度のことながら交代で抱っこすることに・・・。道の脇に咲くギボウシの花や薄青色のヤマアジサイが親たちを励ましてくれる。

時々休憩をとりながら、つづら折りの山道を歩くと登山口から40分弱で少し視界が開ける。笹原の向うに雲をまとった山々が姿を現すと擬宝珠山山頂(1110m)に着いた。
どうやら、登山客は私たちだけのようである。最初から張り切って疲れぎみの長男も頂上へ着くとホッと一息。しばしお茶で喉を潤すとしよう。

休息の後、擬宝珠山を後にし、象山へ向かう。ここからはしばらく緩やかな下りなので、次男にも歩いてもらうことに・・・。時折雲の中に入ると顔に細かな水滴が当たる。

ここで、登ってみて初めて気づいたことだが、この道は擬宝珠山(1110m)から象山(1085m)への縦走コースではあるものの、はっきり言って稜線は最初のうちだけで、どんどん下りになり、登った分のほとんどは下ってしまう。
ついには、鏡ヶ成と標高があまり変わらないところまで降りてしまった。ここから、象山へ登るとなると小さい子供の足では相当大変だろう。
そうこうするうちに天候も次第に悪くなり、完全に雲に覆われてしまった。
果たして最後まで大丈夫なのか・・・???