多くの場合、形容詞の複数属格形の語末のνをςに変えると副詞になります。アクセントも形容詞のときのままです。
形容詞の中性対格形は数を問わず、そのまま副詞として使われることがあります。
【参考】
に終わる副詞は、本来は属格ではなく、奪格(ablativus)に由来するそうです。しかし、ギリシャ語では奪格は属格に吸収されていますので、に終わる副詞も形容詞の属格形から作る、と説明されることになります。
形容詞の比較級の中性単数対格形は、そのまま副詞の比較級として使われます。
形容詞の最上級の中性複数対格形は、そのまま副詞の最上級として使われます。