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 やはりしんどい、3ケタ国道
 3ケタ国道は「酷道」とも言われるように、ベテランドライバーですらあまり好き好んで走ろうとは思えない過酷さがウリ(?)。では3ケタ国道は何が問題なのか?以下に無理矢理まとめてみる。
1、道幅が狭い

●狭いところはおよそ、2mそこそこだろうか。工事などしていれば大変である。工事車両もが通るんだから普通車が通れるのはほぼ間違いないが精神的にくたびれてくることは間違いない。落石や落木が道路上に陣取って幅員を狭めていることもある。
●こんな道で、運転に自信の無い方は、対向などでも神経をすり減らしてしまうことだろうが、しかしだ。そんな道を制覇出来たなら技術的にも少しは上達しているはずだ。勉強と思って、チャレンジしてみるのもいい。出来れば運転中は常に、対向車が来た時の事を考え、対向可能な場所をチェックしつつ走るクセをつけると楽だ。前方のみを見て走るドライバーには難しいかもしれないが、場合によっては車幅感覚以上に重要なスキルとなりうるのだ。


「十津川・龍神間の早期改良促進を!!」と書かれている。まったく同感。
2、直線部分が少なく曲線・坂道が多い

●ハンドルを切っている状態が長く、腕が疲れてくる。また、アクセルの重い車やマニュアル車は足がつりそうになってくる。こんなところで日頃の運動不足を痛感できる「国道なのに国道に見えない」3ケタ国道。
●過酷なのはドライバーだけでなく車自身にも及ぶ。コーナーの連続は車体、特にタイヤに負担が大きい。燃費も極端に悪くなり、ガソリン残量にも気を配らなければならない。かといってガゾリンスタンドもほとんど見かけない。夜間は尚更だ。
●ガードレールの少なさも特筆すべき事項。とにかく、慣性の法則がおおむねデメリットの方向に作用してしまうのだ。



転落死亡事故多発」との事。場所によってはコーナーの外側なのにガードレールが無い所もあってサブイ。
、工事が多い

これだ。これである。何故工事をするのかといえば、大なり小なり道に問題があるからに他ならない。道幅の拡幅、落石防護・除去、路肩崩れ・崖崩れの修復etc・・・とにかく多いし、施工期間が異様に長い。この為に道幅や車重が制限されるなんてことは朝飯前で片側通行、果ては完全通行止めも多々見られる。
●観光バスなどはこんな細い道はほとんど通らないし、道路情報は完璧に把握しているのだが、一般車両、特に遠方からの観光客の車だとそうはいかない。事前に調べるといっても、毎日コロコロと片側交互通行だの全面通行止めだのと状況が変わってしまうので、ホントに行ってみるまで分からない。3ケタ国道利用でドライブする際には、出来ればイザという時のサブルート設定が欲しいところだ。


幅拡幅工事をしている(左側)。この時は工事はお休みだったみたい。

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