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トゥームレイダー アニバーサリー レビュー LARA CROFT TOMB RAIDER - ANNIVERSARY : トゥームレイダー アニバーサリー

PC英版 外箱 表PC英版 外箱 裏 ・発売元:Eidos Interactive
・プラットフォーム:Windows Vista/XP/2000
・発売日:2007年6月5日(北米) 同年6月1日(英・欧州)


トゥームレイダー アニバーサリーは、前作から引き続き「Crystal Dynamics」社が起用され製作されたシリーズ第八作目のアクションアドベンチャーゲーム。
ただしその内容は全くの新作ではなく、1996年の第一作『トゥームレイダー』の発売10周年を記念して作られた(製作発表は'06年6月)、同作のフルリメイク作品である。

【関連リンク】
・サイト内の攻略ページを参照する ⇒ トゥームレイダー アニバーサリー攻略TOP
・Wii独自のアクションを楽しむ ⇒ Wii『トゥームレイダー アニバーサリー』
・手軽にPS2版でプレイする ⇒ PS2『トゥームレイダー アニバーサリー』
・高画像なXbox360版でプレイ ⇒ Xbox360『トゥームレイダー アニバーサリー』
・通販専用の国内PC版でプレイ ⇒ Win『トゥームレイダー アニバーサリー』
・シリーズの商品ラインナップはこちらから ⇒LARA's STORE

■ゲーム概要
物語やゲームのロケーション進行などは、当然ながらリメイク作品のために一部のレベルで縮小があるものの、それ以外では『トゥームレイダー』と大きな変更点はない。また、『レジェンド』のグラフィックスエンジンをさらに拡張し再現している描画やモーション、第一作の「ララ」と比較すると500から7,000にまで増大したポリゴンなどから、視覚で受ける印象は飛躍的に向上しているのが最大の特徴。

アクションと操作性、キャラクターの挙動、登場アイテム、チェックポントやリワード、リワード獲得によるコスチュームなどのエクストラ、及び画面のインターフェースなど、多くの部分は前作『レジェンド』からほぼ引き継がれ、ロックオンした敵の突進を避け急所を銃で狙い撃つ「アドレナリン・ドッジ」、グラップルを利用した壁走り的な「ウォールウォーク」は新要素として追加された。また、前作では段差や壁の出っ張りなどを自動的に掴んでいたが、旧来作同様にアクションボタンで掴む必要性を「マニュアルグラブ」としてオプションで新たに選択できるようになった(Xbox360/PS2版のみ)。

今作から初めて発売されたWii版では、他のプラットフォームとは違う独自の操作性や謎解きのギミックが付加されており、その発売にあたって「EIDOS」を傘下に収める「SCi」は任天堂向けの強化を発表するなど注目を集めた。特典 10th ANNIVERSARY PREMIUM DVD国内向け日本語版では、『レジェンド』をローカライズ販売した「スパイク」から、家庭機用向けは全て同時に発売され、初回特典として作品の10周年を記念した「10th ANNIVERSARY PREMIUM DVD」が数量限定で同梱された。内容は、10年間の歴史を振り返るドキュメンタリー映像やプロモーションムービー、アートギャラリーやサウンドトラックなどが収録されている。

■ストーリー
アメリカ、ニューメキシコ州のロスアラモスで行われた核実験。そこで引き起こされた地震により、古代の不気味な装置が地上へとよみがえる。
一方、ヒマラヤ遠征から戻ったばかりの冒険家、ララ・クロフトの元にある依頼話が届く。依頼主は医療やバイオ産業の大企業ナトラ・テクノロジー社、社長のジャクリーヌ・ナトラで、彼女はインカの遺跡に眠る古代の秘宝探索を手下のラーソンを通じララに依頼する。
初めは気乗りしなかったララも、最近の生活に退屈していたのか、新たな古代遺跡に惹かれたのか、気持ちを改め南米ペルーの雪深いインカ遺跡へ向け、ついに出発するのだった。





■パーソナルレビュー

[ アニバーサリー / Mar.27 2008 ]
レジェンドよりも迫力があって楽しい。
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[ グリフォン / Mar.29 2008 ]
TR1はもう10回近くプレイしてるんですが、うまくリメイクしたなあと思います。見覚えのある、頭を悩まされた、そんな風景が出てくる度に興奮しました(特にギリシャの試練の棟を見たときは思わず声がでました)。まだ全クリなりませんが、TR1同様、何度もプレイしたくなるような作品になりそうです。
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[ r7d / Apr.02 2008 ]
PC英語版にて一通りプレイし、シリーズでは前作Legendのみプレイしておりますので、主にその前作との比較という形でレビューさせていただきます。まず難易度ですが、アクション・謎解きともに格段にアップしていると思います。謎解きに関しては前作の基本プレイの際は攻略サイト等の必要性をほとんど感じませんでしたが、本作では攻略サイトや動画サイトのかなりお世話になりました。根気のある方は完全に自力でクリアしていけば、かなりの時間遊べると思います。
アクションに関しては、新アクション「ウォールウォーク」が難しかったです。はっきりいっていまだに完全には習得できていません。ラスト付近になってくると「ウォールウォーク」に加え時間制限のあるアクションが必要になってきますので、是非前半に習得することをおすすめします。
あと主観ですが、ララの顔がLegendと比べると不細工な感じがしました。直接ゲームプレイとは関わらない点ですが、プレイに対するモチベーションが変わってくる部分であり不満な点でした。各ステージの構成は前作のような一本道ではなく、広がりを感じるものでとなり秀逸だと思います。総評すると、やり応えのある内容の濃いゲームに仕上がっていると思います。
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[ mars / Apr.06 2008 ]
今作『アニバーサリー』は、例えるなら『レジェンド』というOSに『TR1』という非常に強力なパッチ、もしくはSP1を充てたとで言えばいいか、軽快で安定性も高く使い勝手の良いOSではあったものの、アイディアや濃密度、そんな楽しさが足らなかった部分へ歴史的な作品から演出・構成の濃いソースを注ぎ込み、見事な融合を果たした温故知新な(笑)作品、そう言って差し支えないと思う。
オリジナルの再現性は、序盤ステージのマップからして、既知プレイヤーの変った部分、変らない部分を楽しみたい欲求に十分すぎる程に応えており、それは作品中をトータルで見ても合格点である。また、再現面だけでなく、より良くリメイクしている箇所も多くあり、デザインのブラッシュアップに感嘆した事も1度や2度ではなかった。正直、これで『TR2』や『TR3』も頼む!と、思わずにはいられないレベルである。
逆にマイナスだったのは、一部のマップ構成が端折られており少々残念だった事と、アクションの操作性の一部で、少なからずストレスが溜まる点があった事だ。特に「アドレナリン・ドッジ」という必殺技的な戦闘アクションは扱い難い部類であると思うし、新アクションの「ウォールウォーク」も全般はいいのだが、特定箇所での挙動がおかしくなったりと、人によって強い不満ポイントになるだろう。
最後に、私は最初にWii版をプレイしたが、このバージョンは自動照準ではなくWiiリモコンで敵をちゃんと狙う必要がある為、適さないプレイヤーもいると思う。暗がりをライトで照らす感覚やグラップルの臨場感、Wii独自の仕掛けなど良い面も多いのだが、購入時にその点は留意して欲しい。
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[ とんべり / Apr.07 2008 ]
古くからのTRファンです。アニバの発売は、正直、とってもうれしいです!
まだ、超序盤なのでお勧めも何も無いのですが…やはり空気感が良いですね♪音楽うるさくないし、あーせいこーせいうるさくないし、この放っておいてくれる感じが私にとってのTRのつぼじゃないかと思います。ちょっとミストシリーズっぽいBGMには笑いましたが。
AOD(美しき逃亡者)は「研究所」が気分悪くて2回くらいしかリプレイしてませんし、レジェンドは多忙のため買っただけ…(恥 でも、アニバは何度も旅したくなる作品のように感じられます。
直感的な操作やWiiならではの遊びも楽しいですし(息子にWii版を進められました。正解だったかも)、滑ってジャンプしてグラップル&ジャンプ!もスピードのある滑空感が初代にはない新たな魅力かと。
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[ しんちゃん / Apr.15 2008 ]
TR1のサターン版をやって以来の本作(PS2版)でした。
四十路のオッサンですが、遺物やアーティを探さなければ、結構ラクにクリアできる難度のものだったと思います。いや、ラクというより「楽しく」クリアできるという方が適切でしょうか。リメイクという位置付けよりも、「リファイン」という所感です。「JOY」が増えてるというカンジでしょうか。
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[ NENGO / Apr.29 2008 ]
私は、昔にTR1(PC/台形パッケージ英語版)をクリアしたのですが、ほとんど忘れてましたね。ナトラがどういう存在だったのカモ。なので、とても新鮮に遊べました。グラフィックも良くなっていますし、ほとんど新作の気持ちで。フランシス聖堂などは「あ!あった、あったナー」と。段差があったのに無くなってるのが残念というか、「やるな!」という。
四十路でPC英語版は出た頃に遊んでますので、「懐かしい」というより「楽しい」でした。やっぱりTRの醍醐味「あそこにどうやって行くの?」と考えるのが楽しいです。今回は掴まれるトコが分かりやすく表現されてますが、初代は分かりませんから、とにかくジャンプして試す、といった死亡回数は今回より断然多かったですね。あとは…タイムアタックをぼちぼちやりたいと思います。
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[ 投稿者名なし / May.26 2008 ]
Wii版を買ってちょうど1週間でクリアしました。我ながら意外なほどにスピードクリアした感じです。「難し過ぎず、易し過ぎず」のバランスが取れていたと思います。初代トゥームをプレイした自分にとっては素晴らしいリメイク作品だと思います。飽きずに最後までプレイしたのがその証拠だと思います。
またWii版ということもあって操作方法が新鮮でした。最初は慣れませんでしたが、徐々に上達していく感覚が味わえます。ただプレイ体勢が限られたり、それによっては腕が疲れるなどの難はありますが…でもヌンチャク振りまくったり、照準合わせたりするのがWii版の特権ですね。Wii版を買って良かったと思います。
グラフィックもそこそこ…という感じなのでそこはもっと進化して欲しかったです。ララも「ジャケットのララ」を目指すくらいになって欲しいです。ジャケットのララはあまりにも魅力的なのでw 次回作も製作中とのことですよね。期待しています。今まさに自分はトゥームファン、ララファンになっています(^∀^)
最後に…ララ最高!ララセクシー!ララカッコイイ!ゲーム中では数え切れないほどの悲惨な死に方をさせてゴメンネ。
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[ ポン太 / May.30 2008 ]
旧作と比べるとペルーの頃はふふんと鼻をくすぐられる様な心地良さでした。終盤に入ると悪くはありませんが、何だかなあという場面もいくつかありました。アドレナリンドッジやグラップルでの壁走りも新鮮でいいのですが、飛ぶ、走る、落ちる恐さがもう少しあっても良かったのでは?
アーティファクト(旧シークレット)は、旧作は目の錯覚などを利用していたりして、ここ登れるのでは?と苦労して登って行くとピロリ〜ンとその苦労が報われる御褒美の音も感激でしたが、今回は、目の前にあるのに取れないとか、柵が開けられないとかストレスがやや溜まりました。
ノーマルでプレイしましたが、旧作同様、ナトラが他のラスボスに比べて弱いのではないかと感じました。
最後にララの顔ですが、今作はアンジェリーナ・ジョリーを意識したデザインなのでしょうね。レジェンドの方がいい感じがします。
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[ G / Mar.29 2009 ]
遅ればせながらPS2版をクリアしましたので、レビューを投稿させていただきます。
1作目と比較するとマップ構成は原作に準拠しながら、グラップルなどの新しいアクションにより新たな攻略を必要としているため、懐かしさと新鮮さの双方が味わえるいいリメイクになっていると思います。ただ操作系が微調整可能なアナログ操作になっているので、崖を飛べずに落ちた場合、ミスがあって飛べなかったのか、物理的に絶対飛べない距離なのか判断しづらい部分があり、何度か死んで初めてこのルートでは駄目なんだと分かる所がきつかったです。あと、時限性の仕掛けが多いのもきつかったですね。難易度イージーにしても戦闘が楽になるだけで制限時間は長くならないので、遺物の収集などでは無数にリトライして半泣きになる所もありました。
ストーリーについてはほぼ同じですが、ララの性格がちょっと変わっている印象を受けました。旧シリーズではクールで容赦のない鋼の女といったキャラだったと思いますが、今回は亡き父へ想いをはせ敵の死にすら悲しむ湿っぽいキャラになっています。多分映画の影響なんでしょうが、個人的にはプレイヤーにすら「まだいたの?」と銃を向けて平然と撃つおっかない姉御の方が好きですね(笑)。
また、レジェンドのようなメディパックの所持上限はないものの、特殊武器の弾薬には上限があるため、前半で溜め込んで後半で使いまくるという攻略が出来ないのは残念でした。本作では銃を持たない敵ばかりなので弾薬は貴重であり、所持弾数の上限を設ける必要は無かったと思います。
あと、ララの日記を読めば攻略のヒントが書かれているとか、アイテムやレバーやつかめるレッジが明るい色で非常に見やすく描かれているとか、チェックポイントが大量にあるので死んでもほんの少し戻されるだけで復活出来るとか、セーブ〜ロードでライフが全回復するとか、身体が燃えないとか、かなり親切な設計になっています。決して簡単なゲームではありませんが、リメイクされてむしろ一般向けになったと思うので、シリーズ未経験の人にもぜひプレイして欲しいですね。
オリジナルをプレイした人は良くも悪くも次の展開が分かってしまうので「きれいに再現されているな」という印象しか受けませんが、初プレイの人はあの壮大な遺跡や意外な敵に対面した感動があるだろうからある意味うらやましいです。それとオーディオコメンタリーは面白いアイデアですね。再プレイの楽しみも増しますし。製作者がいかに原作を尊重して本作を作ったかがよく分かって面白かったです。
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国内販売 - 通常版

Wii版 パッケージ 表
トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:Nintendo Wii
発売日:2008年3月27日 価格:6,090円

Xbox360版 パッケージ 表
トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:Xbox360
発売日:2008年3月27日 価格:7,140円

PS2版 パッケージ 表
トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:PlayStation2
発売日:2008年3月27日 価格:6,090円

PSP版 パッケージ 表
トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:PSP
発売日:2008年3月27日 価格:5,040円

PC日本語版 外箱 表
トゥームレイダー アニバーサリー 日本語版

発売元:ズー
プラットフォーム:Windows Vista/XP/2000
発売日:2008年5月23日 価格:8,190円
*(セブン-イレブンネット/Amazon/楽天市場/ヤフーショッピングでの通販専売)




国内販売 - 廉価版

PS2 廉価版 パッケージ 表
[Spike The Best]トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:PlayStation2
発売日:2009年8月27日 価格:2,940円

PSP 廉価版 パッケージ 表
[Spike The Best]トゥームレイダー アニバーサリー

発売元:スパイク
プラットフォーム:PSP
発売日:2009年8月27日 価格:2,940円


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