よくいただくご質問(FAQ)

 いままでに重複していただいたご質問の答えや、調べ方のヒント、解決の参考になるサイトをまとめてあります。なお、特にことわりがなければ、すべて外部リンクです。

▼ 目次(ページ内リンク)

この問題の答えは?

 申し訳ありませんが、現在このご質問には返信をお送りしておりません。学生の方は、古典ギリシャ語担当の先生にお尋ね下さい。私が申し上げてはご指導の妨げになります。

 また、社会人の方についても解答はご容赦下さい。学生の方でないかどうか判断できないからです。独習される場合は、解答つきの独習用文法書をお使いになるようおすすめします。例えば、次のようなものがあります。

 そのほか、当サイト内の「古典ギリシャ語初級文法書の比較」や、esbooks内の「ギリシャ語文法」がお役に立てば幸いです。また、リンクページの「ギリシャ語」の欄にあるサイトでも文法書の解説をしておられますし、Amazon等ネット書店にもギリシャ語のカテゴリがあります(Amazon.co.jp:ギリシア語)。

この文章の日本語訳は?

 まず当サイト内の「文字と発音」をご覧下さい。このページの文字に見られるようなごちゃごちゃしたものが字母についていれば古典ギリシャ語、なければ現代ギリシャ語です。以下のそれぞれの項目をご覧下さい。

現代ギリシャ語の場合

 現代ギリシャ語については、次のような機械翻訳サービスがあります。

 機械翻訳の精度に不満がある場合は、翻訳業者から訳文を買えます。

 「ギリシャ語」「翻訳」などで検索すれば、ほかにもたくさんの業者が見つかります。料金など条件の合うところを探されると良いでしょう。

 「ギリシャ語の翻訳」「ギリシャ語翻訳」ではなく、キーワードの間に半角スペースを入れて検索すると、たくさんヒットします。また、現代ギリシャ語取り扱い業者でも「ギリシャ語」としか表記していないことが多いので、業者を探す場合は、「現代ギリシャ語」ではなく「ギリシャ語」で検索されるようおすすめします。

古典ギリシャ語の場合

 お求めの文章が古典ギリシャ語の引用句でしたら、次の本で検索できます。

 長い文章でしたら出典が示されているはずですので、図書館などで翻訳を探されてはいかがでしょう。電子テキストを利用する手もあります。The On-Line Books Pageで検索すると、次のようなサイトから電子テキストを探してくれます。

 外国語で読むのが面倒で、かつお金を払いたくない場合は、機械翻訳サービスでしたら無料のものもあります。

この単語の意味は何?

 まず当サイト内の「文字と発音」をご覧下さい。このページの文字に見られるようなごちゃごちゃしたものが字母についていなければ、それは現代ギリシャ語です。現代ギリシャ語のオンライン辞典でお調べ下さい。

 古典ギリシャ語でしたら以下のサイトが便利です。

 単語だけが唐突に出て来ている場合は、たいてい主格形(辞書の見出し語の形)です。語形が変化している場合は、Perseus Word Study Toolで見出し語の形を調べることができます。

 ローマ字転写の要領については、当サイト内の「文字と発音(要点)」などを参考にして下さい。ただし、上記サイトで検索する場合には、ουはそのまま文字だけ置き換えてou、下書きのイオタつきの母音は横書きのイオタに直して二文字にし、ηはe^、ωはo^とします。詳しいことは上記Liddell-Scott-Jones Lexicon of Classical Greekのヘルプに書いてあります。

ギリシャ語で××は何というの?

 現代ギリシャ語も古典ギリシャ語も、次のようなオンライン辞書で調べることができます。

 古典ギリシャ語については、以下のツールを使うと希英辞典から該当するギリシャ語の見出し語を探せます。

 検索の仕方については、以下の「検索の要領」をご参照下さい。いずれにしても、語によっては膨大な数がヒットしますので、ちょっとした調べ物には上記Kypros-NetLEXICONのほうが手軽です。

 当サイトでは現代ギリシャ語は扱っておりませんので、現代ギリシャ語のサイトも参照されるようおすすめします。Google等で検索すればたくさんの現代ギリシャ語サイトが見つかります。その際には、「ギリシャ語」ではなく「現代ギリシャ語」で探したほうが効率的だと思います。

検索の要領

  1. 初期状態([Sort Results Alphabetically])では、検索結果はアルファベット順に表示されます。プルダウンメニューから[Show More Common Words First]を選択してから検索すると、より一般的な訳語が先に並びます。
  2. 入力した英語に相当する古典ギリシャ語は、検索結果画面の一番左のセルの冒頭に表示されます。
  3. 2.の古典ギリシャ語のうしろの[LSJ]や[Middle Liddell]をクリックすると、該当する希英辞典の項目に跳びます。[LSJ]は大辞典、[Middle Liddell]は中辞典ですので、詳しく調べたい場合は[LSJ]、手早く概要を知りたい場合は[Middle Liddell]を見ます。

リンクしてもいい?

 ありがとうございます。アクセス制限をせずにウェブ上に公開しているのですから、お問い合わせいただくまでもありません。トップからリンクを辿ってふつうにアクセスできるページ(パスワードを設定していないコンテンツ)でしたら、どこでも無断でリンクして下さい。事後連絡も要りません。

 リンクを利用される方に便利なようにしていただけると一番嬉しいので、

 記事の内容は適宜修正しています。またサイトの構成を変えることも、絶対に無いとは言いきれません。リンクとその管理は自己責任でお願いします。

2001/12/09 追記

 なおもご心配な方は後藤斉氏のサイトをご参照下さい。無断でリンクしても法的な問題は生じない、とのことです。

最終更新日: 2003年1月9日  連絡先: suzuri@mbb.nifty.com