5.1.2a  古レールの刻印の調査 (JR東日本の関東甲信エリア)

1st wrote at 1999.10.08 / Last update at 2005.01.25

 駅・路線ごとの古レール調査結果のうち、JR東日本の関東甲信エリアのリストです。ただし、首都圏(旧首都圏近郊区間)のリストは、別に整理しています(首都圏北部JR首都圏南部JR)。

 JR駅のうち、大きな分岐点駅には古レールが大量に使われ、ホーム全体を覆う様な大規模なホーム上屋が見られたようです。しかし、これらの駅のほとんどは高架化が進行しており、古レールとともに失われつつあります。
 その他のJR駅についても、古レールを再利用した小規模なホーム上屋が見られることがあります。これについても、駅の橋上駅舎化の際にH形鋼製のものに更新されてしまう(当然古レール利用の跨線橋も消滅する)ことが多く、近年の橋上駅舎化の流れに添って古レールが失われています。
 このように、JR駅のホーム上屋に見られる古レールはかなりの勢いで失われていっており、緊急的な調査が必要な分野となっています。ただし、元の絶対数が多いため、悲観的に成りすぎる必要はないとも思っています。
 
 ここにあるものは、主観を排除するため、現地で判読できた文字列をそのまま記載してあります。従って、間違いや抜けがあるまま載せている可能性がありますので、ご理解とご注意の程よろしくお願いします。 
 順番は、県別(県番号順)に駅・路線を並べ、以下に製造元名のABC順としています。

路線(50音順)


(pref.8) 常磐線(県内)

 茨城県内の常磐線のうち、神立〜水戸間では、以下の各駅に古レールが見られます。
神立(跨線橋),石岡(上屋+跨線橋),羽鳥(跨線橋),
岩間(跨線橋),友部(上屋+跨線橋),内原(跨線橋)

(pref.8) 水戸線

 水戸線の各駅では、跨線橋を中心に古レールが利用されています。それを確認しているのは、以下の各駅です。
下館新治岩瀬羽黒福原稲田,笠間(+ホーム上屋)
このうち、笠間駅を除く駅の古レールを調査しています。
 なお福原駅には、危険品庫もあります。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(S) ? ? ? R R PR?VIDE???  ?? △ 60LBS A S C E TB  1923 ←
(S) 60-A S B S CO STEELTON  ??????  ?922  OH 工-<CONSTECO>【切断】
(S) OH TENNESSEE 6040 ASCE-1? 1922
(W) OH TENNESSEE 6040-ASCE-10-1922【埋没】 工マーク入りの不明瞭、他に多数
(F) 50  PS  (丸Sマーク)  1961  IIIIIIIIII  OH
(F),(H) 50.P.S.(丸Sマーク).1960. IIII  OH
(F),(H) 50. P.S. (丸Sマーク). 1960. III  OH
(F),(D) 50 PS (丸Sマーク) 1957  IIIII  OH
(N) 50 PS (丸Sマーク) 1951  IIIIIIIIII  OH
(F) (丸Sマーク)   30   A   1929   IIIIIIIIIII
(S) (丸Sマーク)   75   A   1927【遮蔽】
(S) (丸Sマーク)   75   A   1926【遮蔽】
(S) (丸Sマーク) 60 A  191?  VIII 裏面「工」
(W) (丸Sマーク) NO  60  A   1915   VI
(S) (丸Sマーク) NO 60 A  1912  ?
(S) 【切断】NO 60 A  1908    V 裏面「工」

【凡例:(S) 下館 (N) 新治 (W) 岩瀬 (H) 羽黒 (F) 福原 (D) 稲田】

写真:跨線橋@岩瀬駅
岩瀬駅:古レール利用の跨線橋

(pref.9) 両毛線(栃木県内)

 栃木県内の両毛線では、以下の各駅の跨線橋を中心に古レールが見られます。両毛線の跨線橋は、下部構造が独特のデザインになっています。
小俣,山前,足利(+上屋),富田,佐野(上屋 → 撤去),岩舟,
大平下,思川
 佐野駅では、2002年1月に訪れた時に橋上駅舎化工事に伴い、古レール利用のホーム上屋が撤去中でした。南満州鉄道のマークが入った STEELTON 製のレールが多数見られましたが、クズ鉄にしてしまうのはもったいないものです。佐野駅は東武鉄道のホームも並んでいますが、こちらは東武オリジナルなレールが多いようなので、栃木県内の東武鉄道で扱いました。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(S) 【不明瞭】IELDTOUGH【不明瞭】 1番線
(A) CARNEGIE   1912   E T  II      60 A     I R J 1番線
(A) CARNEGIE   1906  E T  IIIIIIII     【横向きI】Y T K   60 A 1番線
(A) CARNEGIE  1900  ET  IIIIII  工 5月製かも? 1番線
(S) KRUPP.1885 N T ? 1番線
(S) 60-A S B S CO STEELTON  IIIIII  1922  OH 【満鉄】-<CONSTECO>-MADE IN USA
↑2,3番線
(A) OH TENNESSEE-6040-ASCE-10-1922    工 1番線
(S) 600  OH TENNESSEE ? 1913【折曲り】 製造年部分も不明瞭
2,3番線ホーム
(A) UNION 0?  工.
(S) UNION D 1887 N T K 1番線
(S) 30 (丸Sマーク) 1938  IIIIIIII   OH 2番線。1938?
(A) 30 (丸Sマーク) 1935 II  OH 2番線
(A) (丸Sマーク)  30  A  1931  IIIIIIII 9月製も有り
(S) (丸Sマーク)  30  A  1931  II 2,3番線
(S) (丸Sマーク)  30  A  1930  IIIIIIIIII 2,3番線
(A) (丸Sマーク)  30  A  1930  IIIIIIIII
(A) (丸Sマーク)   60   A   1923
(A) (丸Sマーク) 60 A  1916  XI 裏面文字見当らず 1番線
(A) (丸Sマーク) NO 60 A   1915    I 裏面文字見当らず 1番線
(A) (丸Sマーク)NO60A   1918    XI 裏面文字見当らず 2番線,1918?→1913
(A) (丸Sマーク)NO 60 A   1913    V 裏面工 2番線
(A) (丸Sマーク) NO 60 B  1904  XII 裏面工らしきマーク 1番線
(A) (丸Sマーク) NO 60 B    1903 裏面確認不能 1番線

【凡例:(S) 佐野 (A) 足利】

写真:笠形ホーム上屋@佐野駅
佐野駅:撤去中の古レール利用のホーム上屋

(pref.10) 両毛線(群馬県内)

 群馬県内の両毛線では、以下の各駅の跨線橋を中心に古レールが見られます。両毛線の跨線橋は、下部構造が独特のデザインになっています。
駒形,伊勢崎(+ホーム上屋),国定,岩宿
 なお国定駅には、小型サイズの危険品庫もあります。

(pref.10) 信越本線(群馬県内)

 信越本線の群馬県内では、高崎駅のみ、古レールを調査しています。
 上信電鉄のホームのある1番線のホームの上屋に古レールが使用されています。 下記のリストのうち、「UNION 1922」は、上信電鉄内で架線柱や柵の材料として、大量に見られます。
刻 印 (読んだまま) 備 考
* CARNEGIE 96 IIIIII S.T.K
* OH TENNESSEE 6040 ASOE-3 1923 (ASOE → ASCE)
* UNION 1922

(pref.10) 高崎線(埼玉県内)

 群馬県内の高崎線では、新町駅の跨線橋に古レールが見られます。新町駅には、危険品庫もあります。

 上越線高崎〜新前橋間もチェックしていますが、ここでは伊野駅でホーム上屋に古レールを確認しています。


(pref.11) 高崎線(埼玉県内)

 埼玉県内の高崎線では、以下の各駅に古レールが見られます。
神保原(上屋),岡部(上屋+跨線橋),深谷(上屋),籠原(跨線橋)

(pref.11) 八高線(埼玉県)

 埼玉県内の八高線(丹荘〜金子)では、寄居(折原)〜東飯能間の各駅で古レールの有無をチェックしています。この区間で古レールを確認しているのは、
小川町(ホーム上屋は不明,跨線橋),明覚
です。寄居駅はホーム上屋は古レールは利用されていないと記憶していますが、跨線橋は秩父鉄道ホーム部分に古レールが使われていましたので、JR(+東武)の方も要確認です。

 明覚駅の上り線ホームの待合室は、外観がログハウス風であることから、一見新しい建物かと思われましたが、古レールが使われており、外装をリフォームしたもののようです。実際「昭和29年」の財産票も確認できました。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(M) (丸Sマーク)  30  A  1930   III
(M) (丸Sマーク)   60   A   1925

【凡例:(M) 明覚】

写真:待合室@明覚駅
明覚駅:古レール利用の待合室

(pref.12) 成田線

 成田線では、駅施設に古レールが見られたのは、
小見川,佐原(跨線橋),成田,木下
です。このうち、木下以外は調査済みです。

 小見川駅では、2,3番線のホーム上屋の部材に古レールが見られますが、どれも塗装状態が悪く、不明瞭です。
 佐原駅跨線橋の古レールを調査しています。調査は2002年11月初めでしたが、この時点で跨線橋は古レール利用のものから更新されようとしているところでした。この跨線橋には、6 kgレールと思われる軽レール(底部幅:5.3cm)が屋根部桟に使用されていました。例によって、これら軽レールの刻印は読めませんでした。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(S) 【不明瞭】OW STEEL ?Mo 1888 166 I  R  J
(S) CAMMELL・S TOUGHENEDSTEEL.W.1888SEC131. I.R.J
(S) C???ELL ?HEFFIELD TOUG??NEDSTEEL.W.1884.SEC131 I  R  J
(O) CARNEGIE   ????    ET  ?????    60 A   ?  ?  ? 極めて不明瞭。1911年4-5月製?
(O) CARNEGIE   1912   ET  IIII     50 A  ?  ?  ? かなり不明瞭
(S) KRUPP 1885 NTK これが最も多い。
(S) KRUPP 1885 ИTK
(S) 6 MARYLAND XII  03【不明瞭】 最後尾は "N.T.K." ?
(S) 60 A S BS CO STEELTON IIIIII 1922 OH 工 <CONSTECO> MADE IN USA
(S) UNION D 1886 N.T.K.
(N) UNION D ???? I R J こればかり ?
(S) (丸Sマーク)  60  A  1928  IIIIIIIIIII
(O) (丸Sマーク) NO  ?? A  191?  ? 裏面工なし?。表裏とも塗装悪

【凡例:(O) 小見川 (S) 佐原 (N) 成田】

写真:跨線橋@佐原駅
佐原駅:撤去中の古レール利用の跨線橋

(pref.12) 外房・内房線

 外房・内房線では、以下の各駅で跨線橋などに古レールが認められます。
外房線:上総一宮(跨線橋),大原(跨線橋+ホーム上屋)
内房線:館山(ホーム上屋)
房総半島を一周しても、古レールが見られるのは3駅だけです。

 大原駅では、ホーム上屋に古レールの使用が認められますが、刻印は読めませんでした。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(T)          【不明瞭】1?00 NARITA ?????? 3番線(上り線)。断面60-1。
↑ 'CAMMELL・S.STEEL.W. 1900 NARITA SEC131' と考えられる
(T) CAMMELLS STEEL ? 1897 N T K  SEC131 1番線(下り線)
(K) CARNEGIE   1911    ET  IIII    60 A 横向きIマークなし
(K) COCKERILL XII 1923 60LBS ASCE IJGR
(O) OH TENNESSEE 7540 ASCE 3 1923     工 不明瞭。跨線橋
(T) UNION D 1886 N.T.K. 1番線
(T) ????? D 18?? N T ? 1番線
(T) UNION D 1885 N ? ? 3番線
(O) (丸Sマーク) 37 A 1930 I 跨線橋
(O) (丸Sマーク) 75 A 1928 I 跨線橋
(K) (丸Sマーク)   60   A   1925

【凡例:(T) 館山 (O) 大原 (K) 上総一宮】

写真:跨線橋@上総一宮駅
上総一宮駅:古レール利用の跨線橋

(pref.14) 東海道本線(神奈川県内)

 東海道本線の神奈川県内区間うち、東京近郊区間外の大磯駅から西方の各駅でホーム上屋等で確認した古レールです。この区間では以下の各駅で古レールが確認できます。下線付きが調査を行った駅です。
根府川 (跨線橋),早川,小田原国府津二宮大磯
平塚 (跨線橋:調査不能),辻堂
神奈川県内の東海道本線では、京浜東北線のホームには多数の古レール利用のホーム上屋が見られますが、東海道本線の列車が走っている線路では辻堂を越えないと古レール利用のホーム上屋等は見れないようです。

 小田原駅では、駅舎入り口の屋根部に古レールが使われています。ここのレールはやや不明瞭で、官営八幡製鉄所の1904〜1916年製レールらしきものもありました。ホーム上屋の古レールは、駅の橋上化工事により完全消滅の可能性がありますが、今のところ東京方は残っています。このうち、3,4番(下りホーム)のみを調査していますが、不十分で、再確認が必要と考えています。
 国府津駅では、東海道本線の上り線のホームの上屋に古レールが見られましたが、錆が多く読み取り困難なものが多かったです。二宮駅はホーム上屋,大磯駅ではホーム上屋と跨線橋に古レールが見られました。辻堂駅では神戸方のホーム上屋と階段部分,駅舎の下部構造が古レールで作られています。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(K) BARROW STEEL SEC166 1897 K R C
(N) B???O? ST??L SEC1?6 ???? N T K ホーム上家の支柱
(D) 【遮蔽】CO lS 1896 K T K 60-1。"ls" -?-> "LD"
(D) ????ELL・S TOUGHENED STEEL ? 1889 K T K SEC351 4番線。ホーム上家の支柱
(N) CAMMELLS TOUGH???? STEEL W 1888 SEC 131 I.R.J ホーム上家の支柱
(K) CAMMELLS TOUGHENED STEEL 1885  P  IRJ 他にもSEC131と読めるものあり
(T) CARNEGIE   1911   E T   【不明瞭】 ホーム上屋の梁
(K) CAENEGIE  ???? ? ?  IIIIIIIIIII  I R J
(O) CARNEGIE  1906  ET  IIIIIII【不明瞭】 跨線橋梁。ホーム上屋にも不明瞭なものあり
(O) D?LAISSTEEL????IRJ ホーム上家支柱。不明瞭。1900年製?
(O) ?015  ?L??NO?S STEEL Co SOUTH WKS【不明瞭】 ホーム上家の支柱
(O) 【遮蔽】NOIS STEEL Co SOUT?【遮蔽】1898 IRJ 跨線橋の梁
(T) ??AS BSCO MAR??AND  OH  IIIIIIIIII  1923  7?AS??【不明瞭】 橋上駅舎の支柱
(D),(O) MOSS BAY STEEL 1894 SEC 316 小田原は3番線ホーム上家支柱。
大磯はホーム上屋支柱。ともに不明瞭
(T) 【不明瞭】R M △ PROVIDENCE ASCE 75【遮蔽】 駅舎の支柱
(D) OH TENNESSEE 6040 ASCE 4 192?   工 駅舎の支柱
(T) ?? TE??ESSEE 7540 【遮蔽】1 1922   工 駅舎の支柱
(O) UNION 1906.I.R.J. 跨線橋支柱(駅舎側)
(O) UNION 1903.I.R.J. 跨線橋梁
(K) UNION D ???? 全体に不明瞭で、製造年等不明
(D) UNION D 1885 I.R.J. 4番線。ホーム上家の支柱
(T) (丸Sマーク) NO【穴】A   1913   VI 跨線橋支柱。裏面確認不能
(O) (丸Sマーク)NO60B  190【以下不明瞭】 跨線橋支柱。1906年製?。裏面工

【凡例:(D) 小田原 (K) 国府津 (N) 二宮 (O) 大磯 (T) 辻堂】

写真:駅舎入り口部ひさし@小田原駅
小田原駅:
古レール利用の駅舎、入り口部ひさし

(pref.14) 中央東線(神奈川県内)

 中央東線のうち、神奈川県内で駅施設への古レール利用が確認できているのは、次の各駅です。
梁川,藤野,相模湖(跨線橋),相模湖の高尾方(跨線人道橋?)

(pref.19) 中央東線(山梨県内)

 中央東線のうち、山梨県内で駅施設への古レール利用が確認できているのは、次の各駅です。
小淵沢酒折石和温泉(上屋+跨線橋),山梨市(上屋+跨線橋),
塩山,甲斐大和 (跨線橋→撤去),笹子−初狩 (跨線人道橋),
初狩−大月 (跨線人道橋),大月 (上屋+跨線橋)
このうち、石和温泉山梨市は次項以下に整理しました。

 小淵沢駅の小海線ホームの上屋は小規模ですが、確認できた部材には、"DARLINGTON IRON" の平底レールが再利用されています。同レールは、伊東線でも見られることから、観光地の駅に発生品として送られた可能性が高そうです。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(E) 【遮蔽】STEEL ??? 1888 166 I R J 3番線
(S),(E) BV&CO LD 1902 I J R 1番線
(E) BV&CO 1888 I R J 4番線
(S) CAMMELL  SHEFFIELD  TOUGHENED  STEEL  1887  P    I  R  J 1番線荷物上屋の主体
(E) 【遮蔽】EL W 1884 ?EC 131I. R. J 4番線
(K)
CARNEGIE    1906   ET  IIIIII      【横向きI】  N  T  K 跨線橋
(E) CARNEGIE  1906  ET  IIIII  【横向きI】 N T K 1番線
(E) CARNEGIE  190?  ET   I   N T K  【横向きI】 4番線,1905?
(E) CARNEGIE   1900   E T  II  工 1番線(後半不明瞭)
(K) CARNEGIE   1900   E T   I   工 跨線橋
(E) CARNEGIE  1897  ET  IIIIIIIIII  【横向きI】
(K) + DARLINGTON IRON CO LIMD  ??  IRJ 小海線ホーム上屋, 73製?
(S) DICK.KERR. SANDBERG DK 1911 ホーム上家
(K) 6009 ILINO?S STEEL Co SOUTH WKS XII 190? I R J ホーム上家,跨線橋
(S) 6009 ILLINOIS S???? Co SOUTH WKS V 1898 IRJ 2.3番線
(S) 6009 ILLINOIS S???? Co SOUTH WKS ? 1898 IRJ 2.3番線
(E) 6009 ILLI?OIS STEEL Co SOUTH WKS II 189? IRJ 1番線,1898?
(E) 6009 ILLINOIS STEEL Co SOUTH WKS I 1898 IRJ 1番線
(E) 6009 ILLINOIS S???? Co SOUTH WKS XII 1897 IRJ 1番線
(E) 279 LORAIN STEEL CO. LO???? O ???? IIIIII  KTK 1番線
(E) 【遮蔽】-6040-A???-?-??19 IGR 工 3番線
(S) UNION 1906.I.R.J. 2.3番線,1番線荷物上屋
(K),(E) UNION 1903.I.R.J. 塩山は1番線
(K),(E) UNION 1902.I.R.J. 塩山は1番線
(K) UNION D 1887 N.T.K. ホーム上家
(E) UNION D 1887.?.?.K. 4番線
(K) UNION D 1886.N.T.K. ホーム上家
(K) UNION ? ???5 ? R J ホーム上家
(E) (丸Sマーク)   60   A   1927   IIIIIIIIIIII 1番線
(E) (丸Sマーク)   75   A   1926 1番線
(S) (丸Sマーク) NO 60 A   1915   VII 2.3番線,1番線荷物上屋
(S) (丸Sマーク) NO  60  A   1913   III 2.3番線
(S) (丸Sマーク) NO  60  A   1912   VII 2.3番線
(K) (丸Sマーク) NO 60 B   1907  VII 裏面工マーク,跨線橋
(K) (丸Sマーク) NO 60 B   1906  XII 裏面工マーク,跨線橋
(K) (丸Sマーク) NO60B 1905 VI 裏面工マーク,跨線橋
(E) (丸Sマーク) NO 60 A     190?   VI 3番線
(E) (丸Sマーク) ?? 60 B    1902 3番線

【凡例:(K) 小淵沢 (S) 酒折 (E) 塩山】

写真:山形ホーム上屋@小淵沢駅
小淵沢駅:DARLINGTON が使用されている
小海線ホームの上屋

(pref.19) 石和温泉(中央東線)

 石和温泉では、1番線(下り)ホーム上屋と跨線橋に古レールが利用されています。
 このうち、跨線橋1番線本屋側の支柱では、RSR(タイ王室鉄道)発注と思われる八幡製鉄製レールが見つかりました。このレールの断面(MM -?→ 規格名)は、周囲の付属物により計測不能ですが、37kg ASCE程度のサイズとなっています。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(1) CARNEGIE   1911   ET  【遮蔽】
(1) 【遮蔽】 Co SOUTH WKS XII 1897 IRJ
(1) 244 BSCO MARYLANDOHIIIIIIII1923 60LBS ASCE IGR
(k) R △ PROVIDENCE T B 60 LBS IX 1924 工 ←
(k) RSW  60lbs ASCE 1926 III
(k) 75-A S B S CO   STEELTON   IIIIIIIIII  1923  O H 75 LBS A S C E
(k) 【不明瞭】SSEE 7540 ASCE-12-1921  工
(1) UNION 1902.I.R.J.
(k) ← (丸Sマーク) RSR  II  1960  MM  OH
(k) 37 A (丸Sマーク) 1955  III  OH
(k) 37 (丸Sマーク) 1950  IIIIIIIIIIII  OH
(k) 37 (丸Sマーク) 260?  IIIIIII  OH
(k) 37 (丸Sマーク)  193?   IIIIIIIIII    OH
(k) 37  (丸Sマーク)  1934  IIIIIIII OH
(k) 30 (丸Sマーク) 1934 IIIIIII OH
(k) 37  (丸Sマーク)  1932  IIIIIIIIIII OH
(k) (丸Sマーク)  30  A  1930  IIIII
(k) (丸Sマーク)  30  A  1930  III
(1) (丸Sマーク)  60  A   1919  X 裏面に「工」
(k) (丸Sマーク) NO  75 A   1915  II 裏面工マーク
(k) (丸Sマーク) NO  75 A   1912  VII 裏面工マーク
(k) (丸Sマーク) NO  75 A   1911  IX 裏面工マーク
(k) (丸Sマーク) NO 75 A     1908   X 裏面工マーク
(k) (丸Sマーク) NO 75 A     1908   VII 裏面工マーク
(k) (丸Sマーク)  NO75A     1907   XII 裏面工マーク

【凡例:(1) 1番線ホーム上屋 (k) 跨線橋】

写真:跨線橋@石和温泉駅 石和温泉駅:
古レール利用の跨線橋の支柱
(手前(本屋側)左が RSR 発注レール)

(pref.19) 山梨市(中央東線)

 山梨市では、1番線(上り)と2,3番線(下り)のホーム上屋、跨線橋に古レールが使用されています。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(2) BV&CO LD 1902 I J R  
(k) ASCE  OH  75?0  ????NOIS  G  IIIII  1919 USA 工
(1) ←[ 工IGR-M-△-PROV【切断】75???-TB-XII-1924
(2) ←[ ?IGR M △ ?ROVIDENCE ASCE 75LBs-TB-XII-1924 やや不明瞭
(1) OH TENNESSEE 7540 ASCE 3 1923
(2) H-WENDEL IX 1925 75LBS ASCE TB    工 ←
(k) 37 A (丸Sマーク) 1955  IIII  OH
(k 37. (丸Sマーク) 2603.  IIIIIIIIII  OH
(k) (丸Sマーク)   37   A   1930   III
(2) (丸Sマーク)   60   A   1926
(2) (丸Sマーク) NO 60 A   1915   VI【穴】
(k) (丸Sマーク) NO 75 A   1915   II

【凡例:(1) 1番線ホーム上屋 (2) 2,3番線ホーム上屋 (k) 跨線橋】


(pref.20) 長野駅(信越本線)

 信越本線のうち、長野県内区間で古レールの利用が確認できている駅は、篠ノ井駅と長野駅だけです。
 長野駅も豪雪地らしく、75ポンド(37kg)レールのホーム上屋となっています。古レール利用のホーム上屋は、2番線ホーム,3,4,5番線ホームの両端部に見られます。1番線ホームも古レール利用のようですが、長野新幹線開業時に閉鎖されており、現在は立ち入ることは出来ません。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(2),(3) COLORADO  SEC  /53  IXI II  191?  OH 1917 ?。篠ノ井方
(2) COLORADO  SEC  /53  V  1917  OH
(2) 【遮蔽】75【遮蔽】INOIS  G  IIIII     1919【遮蔽】 篠ノ井方
(2),(3) OH TENNESSEE 7540 ASCE  1  1922   工        
(2),(3) H-WENDEL IX 1925 75LBS ASCE TB    工 ←
(3) 37  (丸Sマーク)  1934  IIIIIIIII  OH
(3) 37 (丸Sマーク) 1933 IIIIIIIIII OH
(2),(3) 37  (丸Sマーク)  1933  IIII OH
(3) (丸Sマーク)   37   A   1930   IIIIII 7月製もあり
(2) (丸Sマーク)   75   A   1927   IIIIIIIIII 篠ノ井方
(3) (丸Sマーク)   75  A   1927   IIII
(3) (丸Sマーク)   75   A   1926   IIIIIIIIIII
(2),(3) (丸Sマーク)   75   A   1926
(3) (丸Sマーク)  75  A  1920  V
(3) (丸Sマーク)   75   A   1918   II
(3) (丸Sマーク)  NO  75  A  1916  VII 裏面工

【凡例:(2) 2番線ホーム (3) 3,4,5番線ホーム】


(pref.20) 篠ノ井駅(信越本線,篠ノ井線,しなの鉄道)

 篠ノ井駅では、残っている古レール造のホーム上屋は、わずかです。しかし、確認された古レールの種類は多めでした。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(1) BV&CO LD 1902 IJR
(2) CAMBRIA 60LBS No【不明瞭】 LBSのBS中付き小文字。
(1) CAMBRIA【不明瞭】1910 不明瞭
(1) CARNEGIE  1910   E T  IIIII  60 A 不明瞭
(2) CARNEGIE    1907   ET    IIIIII   I R J
(1) CARNEGIE  1900  ET  IIIII  工
(1) COLORADO SEC【不明瞭】1920 OH
(1) 6009 ILLINOIS STEEL Co SOUTH W K S ? 1908 IRJ
(1) 6009 ILLINOIS STEEL Co SOUTH W K S II 1901 IRJ
(1) 6009 ILLINOIS STEEL Co SOUTH W K S V 1898 IRJ
(1) UNION 1903.I.R.J.
(2) 30 (丸Sマーク) 1939  IIIIII OH
(1) 30 (丸Sマーク) 193?  IIIIIIIIII OH
(1) 30 (丸Sマーク) 1936  IIIIIIIIII OH
(1) 30 (丸Sマーク) 1935  IIII OH
(1) 30 (丸Sマーク) 1934  IIIIIIII OH
(3) (丸Sマーク)   60  A   1915   IX  裏面「工」マーク。1915→1919 ?。
(3) (丸Sマーク)   60  A   1917   IX 裏面「工」マーク。
(2) (丸Sマーク) NO60A    1908    III 裏面「工」マーク。

【凡例:(1) 1番線ホーム (2) 2,3番線ホーム2番線側,(3) 2,3番線ホーム3番線側】


(pref.20) 松本(篠ノ井線, 大糸線)

 篠ノ井線の各駅には、ほとんど古レールが見れないようです(松本−篠ノ井間の各駅では明科駅で確認)が、松本駅では、ホーム上屋の更新が進んでいますが、いくらか残っています。大糸線と松本電鉄のホームの6,7番線,上り線の2,3番線の篠ノ井方の各ホーム上屋に見られます。現在は自由通路として使われている篠ノ井方の跨線橋も古レール利用です。その他、1番線のホーム上屋,塩尻方の跨線橋にも古レールが見られるようですが、これらは調査できていません。このうち、塩尻方の跨線橋は、英国製を中心とする古典レールが含まれているようです。
 7,8番線のホーム上屋の西口改札駅付近などで官営八幡製鉄所の1902年製レールが数本見られました。ホーム上屋の更新前には、これに混じって幻の1901年製レールが見られたかもしれません。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(2),(6) BV&CO LD 1902 I J R 2番線篠ノ井方跨線橋
(2) CAMBRIA  60LBS  NO633  ASCE  19??    VII 1913?。2番線篠ノ井方跨線橋
(6) CAMMELL・S TOUGHENEDSTEEL.W.1888.SEC131 I.R.J
(6) CAMMELL SHEFFIELDTOUGHENEDSTEEL.W.1888.SEC131 I.R.J
(2),(6) CAMMELL SHEFFIELDTOUGHENEDSTEEL.W.1887.SEC131 I.R.J
(6) CARNEGIE  1900  ET  IIIII  工
(6) COLORADO  SEC  603  IV  1910   OH
(6) G.H.H.1921 60ポンド程度
(6) 【切断】40 A S C E X 1925
(6) B S C O MARYLAND IIIIIIIIIII 1923  60LBS ASCE 2本合成
(6) OH TENNESSEE-6040-ASCE-10-1923
(6) OH TENNESSEE-6040-ASCE-10-1921
(6) UNION D 1906.I.R.J.
(6) UNION D 1886.N.T.K.
(N) 50  PS  (丸Sマーク)  1931  II   O.H. 7,8番線
(N) 50  PS  (丸Sマーク)  1930  IIIII   OH 7,8番線
(6) 50  P.S.  (丸Sマーク)  1928  IIIIIIII   O.H. 7月製もあり。
(6) (丸Sマーク)  60  A  1921   X
(6) (丸Sマーク)  60  A  1921   I
(6) (丸Sマーク)  60  A  1920  IX
(6) (丸Sマーク) NO 60 A   1913  III 裏面マークなし
(2),(6) (丸Sマーク) NO60B   1902 NOのOは下に.. 
裏面に「工」

【凡例:(1) 1番線 (2) 2,3番線 (6) 6,7番線 (J) 塩尻方跨線橋 (N) 篠ノ井方跨線橋 】

写真:Y形ホーム上屋@松本駅
松本駅:
古レール利用のホーム上屋(大糸線ホーム)

(pref.20) 中央東線(長野県内)

 中央東線のうち、長野県内区間でホーム上屋など駅施設への古レール利用が確認できている駅は、以下の各駅です。うち、茅野と岡谷を調査していますが、岡谷は2,3番線ホーム東京方の一部のみの調査です。
辰野(上屋+跨線橋),川岸(跨線橋),岡谷,下諏訪,
上諏訪(上屋+跨線橋),茅野,茅野駅構内(人道橋),富士見
茅野駅構内東京方の人道跨線橋はラチスガーダー橋として有名らしいですが、古レールも支柱に利用されています。
刻 印 (読んだまま) 備 考
(O) CAMMELL SHEFFIELD TOUGHENEDSTEEL.W.1887.SEC.131.I R J
(O) CAMMELL  SHEFFIELD  TOUGHENED  STEEL  1887 P  I R J
(O) CAMMELL SHEFFIELD TOUGHENED STEEL 1885  P  I R J
(O) 【不明瞭】753  ??  1918【不明瞭】
(O) DICK KERR SANDBERG DK 1911
(O) 6009 ILLINOIS Co SOUTH WKS XII 1897 IRJ
(O) UNION 1903.I.R.J.
(O) UNION 1902.I.R.J.
(C) UNION D 1887 N.T.K.
(O) UNION D 1885 I.R.J.

【凡例:(O) 岡谷 (C) 茅野】


(pref.22) 伊東線

 伊東線では、以下の各駅で古レールを確認しています。
伊東,宇佐見(跨線橋),網代,来宮
このうち、伊東駅と来宮駅で調査を行なっています。これらの各駅は、古典レールの宝庫となっているようです。

 来宮駅のDARLINGTON は平底レールでしたが、年代から見て錬鉄製と思われます。その年代については、はっきり73と読めたもののほか、75や77が混在しているようにも見えました。

刻 印 (読んだまま) 備 考
(I) CAMMELL・S TOUGHENEDSTEEL.W.1888 SEC131 I.R.J
(K) CAMMELL ?HEFFIELD TOUGHENEDSTEEL W 188? SEC131 I.R.J (188? → 1883)
(K) CAMMELL   ???????LD  TOUGHENE? STEEL   ?   1880 先頭と最後が繋がる
(K) + DARLINGTON.IRON.Co LIMD. 73 IRJ 73 ← 凡 or 77
(C) UNION D 1885.N.T.K. 1885, 1886, 1887あり

【凡例:(K) 来宮 (I) 伊東 】

写真:Y形ホーム上屋@来宮駅
来宮駅:
古レール利用のホーム上屋(新幹線から)

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